【高校転校】高校を退学して再スタート!編入試験の実体験と手続きの流れ

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高校の転校や編入は、人生の大きな転機となる重要な決断です。

私自身、私立高校から都立高校へ編入した経験があります。1年生から2年生に進級するタイミングで一度退学し、編入試験を受けて新たな高校生活をスタートさせました。

この経験を通じて得た知識や手続きの流れ、心構えなどを、これから転校や編入を考えている方々の参考になればと思い、以下にまとめました。

目次

転校と編入の違い

まず、「転校」と「編入」の違いを明確にしておきましょう。現在在籍している高校から別の高校へ移ることを「転校(転入)」と呼びます。一方、すでに高校を退学した後に別の高校へ入学することを「編入」と言います。私の場合は、編入に該当しました。この違いは、手続きや必要書類、試験の有無などに影響するため、しっかりと理解しておくことが重要です。

高校を転校・編入するまでのステップ

1. 転校・編入の目的を明確にする

まず、自分がなぜ転校や編入をしたいのか、その目的を明確にしましょう。学習環境の変更、部活動の充実、通学の利便性など、理由は人それぞれです。目的がはっきりしていれば、学校選びや手続きの際の判断基準になります。

私の場合は、学習環境の変更を求めて、編入を決意しました。元々学力が高くない自由な校風の学校から、国際交流や英語教育に力を入れている高校に編入をしました。

2. 志望校の情報収集

次に、志望する高校の情報を集めます。特に公立高校の場合、転入や編入の受け入れには「欠員」があることが条件となります。各高校のホームページや教育委員会のサイトで、募集要項や試験日程、必要書類などを確認しましょう。また、学校説明会やオープンキャンパスに参加することで、学校の雰囲気や教育方針を直接感じることができます。

3. 在籍校への相談

現在通っている高校がある場合は、担任の先生や進路指導の先生に転校や編入の意思を伝えましょう。必要な書類の準備や手続きの進め方についてアドバイスをもらえます。私の場合、退学の手続きを進める際に、先生方から多くのサポートをいただきました。

4. 必要書類の準備

転校や編入には、以下のような書類が必要となります:

  • 在籍証明書(在学証明書)
  • 成績証明書(単位修得証明書)
  • 転学照会書(在籍校の校長が作成)
  • 入学願書
  • 健康診断書(学校によっては不要)
  • 作文や志望動機書(学校によって異なる)

これらの書類は、在籍校や志望校に依頼して準備する必要があります。特に在籍校から発行される書類は、発行までに時間がかかる場合があるため、早めに依頼しましょう。

5. 編入試験の受験

編入の場合、多くの高校で編入試験が実施されます。試験内容は、学力試験(国語、数学、英語など)や面接、作文などが一般的です。私が受験した都立高校では、学力試験と面接が行われました。過去問題が入手できる場合もあるので、志望校に問い合わせてみると良いでしょう。

私は、過去問が手に入らなかったので、その高校に通っている友達に頼んで、定期テストで出題されている問題を送ってもらいました。定期テストの問題を拝見して、「このくらいのレベルの学力が求められているのか」と理解する指標になりました。

合否は、その日のうちにわかりました。

6. 合格後の手続き

編入試験に合格したら、入学手続きを進めます。入学金や授業料の納入、制服や教科書の購入など、必要な準備を整えましょう。また、新しい学校での生活にスムーズに馴染むために、事前に学校のルールやカリキュラムを確認しておくことをおすすめします。


私の体験談:退学から編入までの道のり

私が私立高校から都立高校へ編入を決意したのは、1年生から2年生に進級するタイミングでした。当時、現在の学校での学習環境や将来の進路に不安を感じており、新たな環境で自分を試したいという思いが強くなっていました。

しかし、編入試験を受けるためには、まず現在の高校を退学しなければならないという事実を知り、大きな決断を迫られました。退学後に編入試験に合格できなかった場合、進路が不透明になるリスクがありました。それでも、自分の将来を真剣に考えた結果、可能性に賭けて退学し、編入試験に挑戦することを決意しました。

退学手続きや必要書類の準備、編入試験の勉強など、多くの困難がありましたが、家族や先生方のサポートのおかげで無事に都立高校への編入を果たすことができました。新しい学校では、自分の目標に向かって前向きに取り組むことができ、結果的にこの決断が自分の成長につながったと感じています。


まとめ

高校の転校や編入は、大きな決断と準備が必要なプロセスです。しかし、自分の将来や目標に向かって前向きに進むための一歩でもあります。私の経験が、これから転校や編入を考えている方々の参考になれば幸いです。不安や悩みがある場合は、家族や先生、信頼できる大人に相談しながら、一つ一つのステップを丁寧に進めていきましょう。

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この記事を書いた人

うめかのアバター うめか ドラゴン梅花 編集長

英検1級・TOEIC920点(リスニング満点)保持。高校時代に一度退学し、編入や不登校を経て青山学院大学英米文学科へ進学。大手英会話スクールで英語講師として指導し、カナダではスターバックス店員として現地就職も経験。現在24歳。日本の義務教育を変えるために発信活動中。教育や言語の枠を超えて、選択肢を広げる人を増やしたい。「時間は決して戻らないので1日1日を全力で生きる」をモットーに、学びと挑戦を続けています。

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