小学生から始めよう!英語が好きになる、おうち習慣3選

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勉強ぎらいなお子さんでも大丈夫。

毎日の“ちょっとした工夫”が未来を変えていきます。

また、親の声かけによっても、子どもたちの意識は変わります。

本記事では、小学生のお子さんが英語を好きになる自然な工夫を紹介しています。

ぜひ最後までお読みください。

目次

「勉強しなさい」と言わずに、英語が好きになる方法とは?

「うちの子、英語の授業が始まったけど、全然楽しそうじゃなくて…」
「将来のために英語はやってほしいけど、無理やりやらせたくない」

そんなふうに感じたこと、ありませんか?

私はこれまで、英語講師として何百人もの親子と関わってきました。
そして、気づいたんです。「英語が得意な子」には、ある共通点があることに。

それは――
「家庭で、英語が“生活の一部”になっていること」

特別な教材も、親の高い英語力も必要ありません。
英語は、ちょっとした“仕掛け”と“習慣”で、自然に好きになるのです。

この記事では、小学生のお子さんが、
「英語って楽しい!」「話せた!うれしい!」と感じられるようになる、
“おうち英語習慣”を3つだけ、厳選してお伝えします。


英語は“習いごと”より“生活の中”が伸びる理由

実は、「週に1回の英会話教室」よりも、
「毎日5分、おうちで楽しく英語に触れている子」の方が伸びる

なぜなら――
英語は“スポーツ”と同じで、「回数×楽しさ=上達」だからです。

たとえば、お食事中で「apple!」って言っただけでも、
その瞬間、脳が“英語回路”に切り替わるんです。

大切なのは、「完璧な英語」ではなく、
日々の中に英語を“潜ませる”こと。

次の章では、そんな“しかけ”を3つ紹介します。


小学生からできる!楽しい英語習慣3選

朝の支度中にできる!「ながら英語シャワー」

朝の15分、英語の音に浸るだけ。
これだけで「耳」が変わります。

▷ やり方はかんたん

  • 朝食中に英語のYouTube(音声だけでもOK)
  • 登校準備中に英語ソングをBGMとして流す
  • 洗面所で歯みがき中に英語アニメを再生

▶ つまり、「ながら」でいいんです。

▷ おすすめYouTube・音源

  • Peppa Pig(日常会話がシンプルで分かりやすい)
  • Super Simple Songs(子ども向け英語ソングの定番)
  • Cocomelon(歌×アニメーションで飽きずに見られる)

ポイントは、“意味がわからなくてもOK”!
「英語の音に慣れる」ことが、すべての土台です。


寝る前10分で変わる!「英語えほんタイム」

絵本は、英語を「音」として楽しむ最高のツール。
そして何より、親子の時間を“英語の時間”に変えることができます。

▷ コツ

  • 簡単なフレーズの絵本を選ぶ
  • 発音は気にせず、感情を込めて読む
  • オーディオ付き絵本なら、流して一緒にまねするだけでOK

▷ おすすめ絵本

  • Goodnight Moon(やさしくリズムのある寝かしつけ本)
  • Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?(繰り返しが楽しい)
  • The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)(名作!)

親が楽しそうに読むことで、子どもも英語にポジティブな印象を持ちます。


使えるフレーズが自然に身につく「ごっこ英語」

英語は、「使って覚える」もの。
ロールプレイは、“英語で遊ぶ”習慣になります。

▷ 例:カフェごっこ

  • Parent:「May I take your order?」
  • Child:「One hot chocolate, please.」
  • Parent:「Here you are!」
  • Child:「Thank you!」

▷ 他にもこんな遊びが:

  • レストランごっこ
  • スーパーマーケットごっこ
  • 飛行機ごっこ(「This is your seat.」など)

「習ってから使う」のではなく、**遊びの中で“使って覚える”**のが最強です。


英語が嫌いにならない親のかかわり方

親がつい言ってしまいがちなNGワード、それは――
「ちゃんとやって」
「間違ってるよ」
「なんで覚えないの?」

この言葉たちが、子どもの「英語イヤ!」を引き起こす原因になってしまいます。

▷ 代わりに、こんな声かけを:

  • 「今の、すごくネイティブっぽかったよ!」
  • 「ママもわからないから、一緒にやろう」
  • 「英語で話すの、ちょっとおもしろいね!」

「できた!」の小さな成功体験が、次の挑戦のエネルギーになります。


習慣化のコツ|三日坊主を卒業する“仕組み化”の秘訣

英語の習慣化に必要なのは「意志」ではなく「仕組み」です。

▷ 3つの仕組みで続けやすく

  1. 時間を決める:「おやつの前は英語えほん」などルーティン化
  2. アラームで通知:スマホやスマートスピーカーで英語タイムを促す
  3. 子どもが選ぶ:「今日はどの動画にする?」と選ばせる楽しさを

忙しいご家庭でも、たった5分の英語習慣で「未来」は変わります。


おわりに|子どもの「好き」が未来を変える

英語は、試験のために学ぶものではありません。
世界とつながる“扉”を開くためのツールです。

大切なのは、
「できる」より「楽しい」
「教える」より「一緒に楽しむ」こと。

今日から、英語をちょっとだけ日常に。
お子さんの目の前に、ワクワクする未来が広がるはずです。

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この記事を書いた人

うめかのアバター うめか ドラゴン梅花 編集長

英検1級・TOEIC920点(リスニング満点)保持。高校時代に一度退学し、編入や不登校を経て青山学院大学英米文学科へ進学。大手英会話スクールで英語講師として指導し、カナダではスターバックス店員として現地就職も経験。現在24歳。日本の義務教育を変えるために発信活動中。教育や言語の枠を超えて、選択肢を広げる人を増やしたい。「時間は決して戻らないので1日1日を全力で生きる」をモットーに、学びと挑戦を続けています。

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