「英語を話せるようになりたい」そう思ったことはありませんか? でも実際は、参考書を買っても三日坊主だったり、何から始めたらいいのか迷ってしまったり……。
私もそのひとりでした。 高校退学・編入後、元々英語力ゼロだった私が、カナダに留学し、現地スタバで働いたり英検1級を取得できたのは、ある習慣のおかげです。
英語は特別な才能ではなく、日々の習慣の積み重ねで誰でも話せるようになります。 今回は、私が英語初心者だったころにやってよかった「7つの習慣」を具体的にご紹介します。
「頑張りたいけど何から始めたらいいか分からない」そんなあなたの背中をそっと押せたらうれしいです。
習慣1:毎朝5分のシャドーイングで耳と口を英語に慣らす
私が一番初めに取り入れたのは「シャドーイング」でした。
これは一番効果がある勉強法だと思います。
英語音声を聞きながら、そのまま後を追って発音する学習法です。
なぜ効果があるの?
・リスニング力が格段に上がる
・正しいイントネーションやリズムが身に付く
・発音矯正にもなる
英語は音の言語。
聞こえた通りに口に出すことで、単語を覚えるよりも早く英語のリズムに馴染むことができます。
TEDのスピーチやYouTubeのネイティブ音声付きの教材(TEDICTなど)を活用していました。
習慣2:瞬間英作文で“英語脳”を作る
日本語→英語に即変換する“瞬間英作文”は、英会話力アップに欠かせない習慣です。
何度も何度も繰り返して、だんだん英語脳になっていきました。
どうやるの?
①簡単な日本語文(例:私は毎日コーヒーを飲みます)
②即座に英語に訳す(I drink coffee every day.)
とにかく口に出すことが大事。
私は「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」という本を使って、毎日10分続けました。
習慣3:毎日1回は英語でアウトプット
どれだけインプットしても、アウトプットしなければ話せるようにはなりません。
即アウトプットをする習慣をつけていました。
私のルール:
・オンライン英会話(週3回)
・英語日記(毎日)
オンライン英会話は、多い時で、1日10コマ(5時間)受けていた時もありました。
英語を話すことで、使える表現が増え、文法の運用力も高まります。
また、英語日記はライティングだけでなく、自分の考えを英語でまとめる練習にもなります。
習慣4:英語を“生活の一部”にする
英語学習を“特別な時間”にすると続きません。 だからこそ、私は生活の中に英語を溶け込ませるようにしました。
楽しく英語に触れられると、自然と身についていきます。
たとえば:
・通勤中に英語Podcastを聞く
・料理中にYouTubeで英語のレシピ動画を見る
・SNSの設定を英語に変更
「勉強しよう!」と思わなくても、自然と英語に触れる時間が増えていきます。
習慣5:英語を“書く”ことで表現力を養う
話すだけでなく、書くことも大切です。特に初心者のうちは「知ってるけど使えない単語」がたくさんあります。
英語日記では、1日1トピック、3行から始めました。
例: Today I went to a cafe. I ordered a latte. It was delicious.
これだけでも立派なアウトプット!
最初は中学生レベルでOK。続けることが一番大切です。
その後は、言い換えフレーズなども習得していき、表現の幅を広げていきました。
習慣6:1週間ごとに“ふり返り”タイム
私は毎週日曜日、勉強記録を見ながら、1週間のふり返りをしていました。
書いていたこと:
・学習時間
・できるようになったこと
・うまく話せなかった表現
・次週の目標
ふり返ることで、成長を実感できます。
「私、先週より英語言えるようになってる!」この小さな成功体験が、継続のカギでした。
習慣7:目標は“SMART”に設定する
英語学習はマラソンのようなもの。途中で息切れしないためには、具体的な目標設定が欠かせません。
以下の法則に従って目標を設定するのがおすすめです。
SMARTの法則とは?
- Specific(具体的)
- Measurable(測定可能)
- Achievable(達成可能)
- Relevant(関連性がある)
- Time-bound(期限がある)
たとえば、「3ヶ月後にオンライン英会話で5分間フリートークできるようになる」など。
具体的なゴールを持つことで、日々の学習に意味が生まれます。
まとめ
英語が話せるようになるまで、特別な才能も留学経験も必要ありません。 必要なのは、日々の「ちょっとした習慣」の積み重ねです。
・毎日シャドーイングする
・瞬発的に英語を話して英語脳を作る
・生活に英語を取り入れる
・英語を書く習慣をつける
・アウトプットとふり返りを欠かさない
・振り返る時間を作る
・目標を明確に設定する
この7つの習慣を、今日からひとつずつ取り入れてみてください。
どんなに遠く見える夢も、毎日の一歩で必ず近づいていきます。
あなたの英語学習の旅が、少しでも楽しく、前向きなものになりますように。
Seize the day!